藤巻百貨店は元伊勢丹のカリスマバイヤー故藤巻幸大のプロデュースの元、2012年5月にオープンしたメイドインジャパンを中心とした日本をテーマにしたセレクトショップ。
藤巻幸大がバイヤー時代に培ってきた日本の職人・産地・ものづくりを、もっと世に広めたいという思いからスタート。現代のライフスタイルに合うアイテムを中心に、江戸切子などの伝統工芸品から、少数クリエイターなどによる鞄・革小物・ファッションアイテムまで、高品質かつ個性的なアイテムを数多く取り扱う。
立ち上げ当初、FacebookなどのSNSと連動したソーシャルコマースや、目利きによるキュレーションECサイトの代表的サービスとして有名になる。
また値引き戦略の多いECサービスにおいて、同サービスは、職人による手間のかかった商品は値引き販売するべき物ではないとし、商品背景にフォーカスしたコンテンツ型で魅力を訴求、定価販売をサービス開始当初より実施している。
なお、サービス立ち上げ時は株式会社ザッパラスの新規事業プロジェクトの一つとしてスタートしたが、2015年8月に藤巻百貨店事業を運営する株式会社caramoを設立、藤巻幸大と一緒に立ち上げを行った中村亮が代表を務める。その後、2015年10月にトランス・コスモス株式会社の100%子会社となっている。
2016年3月に東急プラザ銀座に初のリアルショップである銀座店をオープン。